私の5万PPの貯め方:SFC修行(6)
私のSFC修行は、4月頭に検討を開始しました。ただ、その時点で修行とは別に、GWにヨーロッパに家族旅行を予定していたので、この時点で16,847PPはすでに獲得予定(券0)。従って、残りの33,153PPをどのように得るかが私の修行でした。また、ヨーロッパにはタイ国際航空を使ったので、基本、残りはANAで修行するつもりでした。
修行方法には、低価格の早期割引のきく国内線区間(羽田⇄那覇・石垣)をひたすら往復するような、本当に苦行のような方法もありますが、最近ではOKA・SINタッチと言われる沖縄発東京経由シンガポール往復を数回実行するパターンが増えていました。そして2016年頃からだと思いますが、海外発券、特にクアラルンプール発券のチケットが安く、それに国内区間(羽田⇄沖縄または石垣)を加えると、エコノミーであればPP単価5円台が実現する方法が注目されていました。私が選んだのは、当時最先端!?の修行方法であったクアラルンプール発券を選びました。
具体的には下記の通りです。GWの家族旅行を除けば、4月、5月、6月の週末を各1の合計3週を修行に使ったことになります。
クアラルンプール発羽田経由石垣行きの往復は、同じ座席クラスでも予約クラスにより料金は変わりますが、私の場合、エコノミークラス(券2)は9902PPが53,090円(PP単価5.36円)、ビジネスクラス(券3)は17,252PPが145,300円(PP単価8.42円)でした。ビジネスクラスは、ちょうどエコノミークラスで獲得できるPPの約2倍ですが、値段は約3倍なので、その分、効率が悪くなるわけです。PP単価を下げるためにビジネスをエコノミーに変えれば、もう1週分、修行を追加しないといけませんから、ビジネスクラスで修行するというのは、この時間と労力をお金で買うということを意味します。私はかなり悩みましたが、最初の4月の修行で結構辛かったので、やはり回数を減らしたいと思い、思い切ってビジネスでの修行に切り替えました。
結局、SFC修行の総費用は全体で429,000円(PP単価8.08円)でした。GWのヨーロッパ旅行はPP単価のことを全く考えずに購入したものですが、結果的にPP単価7.19円と非常に優秀でした。このヨーロッパを除いた純粋な修行部分は、308,000円、PP単価8.49円でした。ビジネスクラスを使ったのと、最後の券4はPP単価の良い国内区間を使わなかったので、全体のPP単価を悪化させました。修行回数を増やして良ければ、PP単価は6円前後だったのではないでしょうか。そうすれば純粋修行部分の費用は約20万円でいけそうですから、差額10万円で修行が少しでも楽になったわけですね。
時間と労力をとるか、お金をとるか、難しい選択です。最初に全部決める必要はないので、はじめにエコノミーで試して、やはり辛ければビジネスに切り替える戦略で良いでしょう。私もそうしました。