パパは修行で家にいません

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オーバーブッキングには協力するべきか

今年の4月からSFC修行をしていました。修行僧にとって、東京ー沖縄間のフライトは定番の路線ですので、多くの方が利用されていることでしょう。私も、クアラルンプール発券のチケットに東京から石垣島の国内線乗り継ぎ区間を切り出していました。6時10分羽田発9時30分石垣着のNH89便です。その後15時35分石垣発18時15分羽田着のNH92便でトンボ返りし、羽田深夜発のクアラルンプール行きNH885便に搭乗する予定でした。

早朝6時前に羽田空港のゲート付近で搭乗案内を待っていたところ、「席が足りないので協力してもらえれば協力金を支払う」旨のアナウンスがされました。初めてのことだったので、とっさによく理解できなず、ちょうどその頃、UAのオーバーブッキング騒動があったので、もしかするとチケットを持っているにも関わらず乗れないこともあるかもと変な焦りがでてきました。ゲート付近に掲示もあったので読みに行くと、協力すれば、協力金またはマイルがもらえるようです。様子をうかがっていると、ゲートに申し出るている人がチラホラ。どうやら協力が得られず、強制的に他の便に振り返られてしまう事態は避けられそうです。一安心。

人間って不思議なもので、安心すると、他のことを考え始めます。代替便が、1~2時間後の出発で那覇から乗り継いで石垣に行く行程。時刻表的には石垣から羽田への帰りのフライトにも間に合いそうだったので、今度はマイル目当てに協力を申し出ようかと考え始めました。うまくいけば、PP単価をぐっと減らせるチャンス。ただ、最終的には、やはり後続のフライトがあり、間に合わなかった場合を考えると、目も当てられないので、ここはぐっと我慢しました。その後、石垣空港で帰り便をまっていると、那覇からの便が天候不順で大幅に遅延していました。結果オーライ。胸を撫でおろしました。

私は初めてだったのですが、こういうオーバーブッキングってよくあるようですね。以下のような「フレックストラベラー制度」というものもありました。

ご予約をお持ちのお客様の数が座席数を上回り、座席が不足した場合、当該便を予約済みのお客様の中から、ANAが提示する協力金額および代替交通手段に同意され、自主的に便の変更等についてご了承いただける方を募り、ご協力いただいたお客様に対して、協力金のお支払いおよび代替交通手段の提供を行う制度です。 

今回のケースでは当日便への振り替えだったので、協力金は1万円、マイルなら7500マイルでした。ゲートでドキドキしていた時は、 「出発時間のギリギリまで待てば、もっと条件が良くなるかも」とか、「協力を申し出たのに、結局、必要なかった時にはどうなるのか」とか、疑問がわいてきました。あとで調べてみると、規定できっちりと決まっているようです。協力金については、はっきりと条件が定められています。また、座席調整がうまくいき、オーバーブッキングが解消した場合には、協力を申し出た人に協力金は支払われないようです。

「義務ではない」ということなので、フレックストラベラーに登録しておきました。